産福連携の取り組み
本県の主要産業である製造業を中心としつつ幅広い産業分野と障害福祉分野の新たな連携を目指し、双方がWIN-WINの関係を構築し持続的に発展していくための戦略を策定し、事業を推進しています。
県内産業(企業)と福祉施設をつなぐ産福連携
県内企業と障害者施設による産福連携(業務委託)とは、県内企業が障害者施設と作業内容・料金等を定めた「業務委託契約」を結び、障害者施設が企業内の業務の一部を請け負うものです。
県内企業は、契約に基づく委託料を(障害者個人ではなく)障害者施設に支払います。
障害者施設が請け負った仕事は、障害者施設を利用する障害のある人が、施設支援員の作業指示の下で作業を行います。また、品質・納期の順守等についても、障害者施設が責任をもって行います。
産福連携マッチングの流れ
①企業からの依頼・相談
- 産福連携推進窓口が依頼・相談等を承ります。
②産福連携推進窓口による聞き取り
- 企業から「作業内容・工程・量・納期・委託料」などを聞き取ります。
- 条件にマッチする候補施設を選定し、候補施設に打診します。
③障害者施設とのマッチング
- 産福連携推進窓口が選定した施設に具体的内容を説明し、マッチングの確認を行います。
④企業・障害者施設・産福連携推進窓口の3者打ち合わせ
- 具体的な作業内容、必要な治工具の調達条件等、請負の可否判断が行える情報の確認をします。
- 産福連携推進窓口のコーディネータがアドバイス等のお手伝いをします。
⑤業務委託契約の締結
- 企業と障害者施設が合意した場合は「業務委託契約書」を締結します。
⑥作業の実施
- 請負作業の指導、進捗管理、品質管理、納期の厳守は障害者施設が行います。
⑦製品納品、委託料支払い
- 障害者施設は、製品を納入します。
- 業務請負契約書に基づき、企業から障害者施設に委託料の支払いを行います。
山梨県福祉保健部障害福祉課 産福連携窓口 TEL:055-223-1449 |